教室には、始業前から原稿づくりやパワーポイントづくりを進めている生徒が来ていました。
「今日はできるところまででいいので、リハーサルをします」というアナウンスに、「どうしよう!全然できてない」と生徒たち。
この時間は様子を見ながらリハーサルをして、11月初めのプレゼンに間に合うようチームで協力して進めることになりました。
日清食品の「miwateam」は、前回の授業でエンジンがかかり、授業の最初から、「自己紹介はただ名前だけじゃ面白くないから、日清の商品の中で好きなものを言っていこう」とみんなで話し合っていました。そして、企画を実現させるために何が必要かを考え、「じゃあアンケートを取ってみよう!」と、急きょアンケートをつくって校内の意見を集めることになりました。
大塚製薬の「上田JAPAN」チームは、提案するオロナインH軟膏のサンプルを実際に配ることにしました。さっそく画用紙を使ってサンプルを制作。見る人が商品をイメージしやすいようにしたいと思ったら、つくらずにはいられなかったのだそうです。
インターン先が食品業界なので、「自分たちの好きな食べ物=イクラ」のプロジェクトをたちあげた「Doll」チームは、それをどのように日清食品の社会貢献に結びつけるかで悩んでいました。
前回の授業でイクラの偽物が横行していると言っていた生徒が、イクラは人工的につくれるらしいと知り、つくり方を調べはじめます。そのうち食品添加物の問題に行きつき、「添加物は何がわるいのか?」と発展的に調べていました。リサーチは原材料の偽装表示にまで及び、それらを日清食品の社会貢献として何とかしよう、という方向でまとめることになりました。
「実物をつくった方がプレゼンは伝わりやすいのかな?」と尋ねてきたのは大塚製薬の「ぼんぼんず」チーム。
企業では実際にサンプルをつくって見せるやり方はよくあると伝えると、「よし!つくるか」とみんなで相談しながら、Illustratorを使ってパッケージをデザインしていました。授業後も夢中で制作を続け、とてもかわいいデザインができあがったようです。
発表に向けて、どのチームもエンジンがぐんぐんと回転していました。
REPORTED by TWICE PLAN