『企業インターンワーク』のプレゼンテーションを終え、今日から『学校フリーペーパーワーク』がスタートします。
先生からワークブックが配られ、「クラス全員で、学校のことを伝えるフリーペーパーをつくる」ということが伝えられます。
去年の先輩たちがつくったフリーペーパーの見本を見て、「華頂とケチャップで『KACHOP』なのかぁ」「すごいよくできてる」など、みんなでさっそく感想を話し合っています。
先生が、「今回はクラスで1冊のフリーペーパーをつくります。今回もチーム分けをしますよ」と伝えた後、「このクラスは3年間ずっと一緒でいつものメンバーになるので、今回はくじ引きで決めようと思いますが、どうですか?」と尋ねます。
ほとんどの生徒が賛成したため、くじ引きで6つのチームが決まりました。
チームでの取り組みも慣れてきたのか、チーム名もリーダーもどんどん決まっていきます。
チーム名は、誕生日の数字を加えたものや、まだ自分たちは“ひよこ”だけどこの取り組みをとおして成長するという意味で名付けた「ひよこクラブ」チームなどがありました。
各チームのリーダーがチームの意気込みを発表していきます。
「真実を伝えたい!」というチームや、「花をモチーフにしたものにしたい」と、もうすでにフリーペーパーのイメージを伝えていたチームもありました。
聞いている生徒たちも、それぞれの発表にとてもいい反応をするので、相乗効果で教室がどんどん盛り上がっていき、みんな楽しそうです。
「ではリーダーの中から、ひとり編集長を決めてください」
先生がそう伝えると、1人の生徒が編集長に立候補してすんなりと決定。副編集長も立候補で決定しました。
続いて終了のチャイムまで、チームでフリーペーパーのネーミングについてブレストをします。
学校の名前から考える生徒も多く、「“華”という漢字は、女子校らしくてなんかいいよね」と言っている生徒や、華の意味を調べて、「派手である」ということが書いてありびっくりしている生徒、「はじめて自分の学校のホームページ見たわ」と言いながら、学校行事の動画をじっくりと見ている生徒もいました。
「カタカナがいいかな?」「もう表紙のイメージができた!」という生徒も。
心霊現象の記事を書きたいという生徒もいて、記事の内容について早くも話し合いがはじまっていました。
「このフリーペーパーはいつ発行されるのですか?その季節にこだわったものにしないといけない」
と、先生に聞いている生徒など、授業初回からいろんな意見が飛び出していました。
ネーミングは各自で引き続き考えることになり、次回はフリーペーパーや雑誌をリサーチします。
生徒たちは、自分たちの学校をどう伝えようかと考えるのが楽しい様子で、次回の授業に大きな期待をもって教室を出て行きました。
REPORTED by TWICE PLAN