1年3組18名の発表会が行われました。
“なくなったら困る好きなもの”をテーマに論文を書き上げました。
今年は各自パワーポイントも作って、それをバックに発表しました。
初めの10分間だけ、最後のブラッシュアップです。
小学校からテニスをしている生徒は、各国のスターテニスプレイヤーの写真をコラージュ。
「見て見て!シャラポワ綺麗ですよね!」と、いかに世界のテニスプレイヤーたちがかっこいいかを説明してくれました。
仲間同士で読み合わせをしているチームや、ひとりで読む練習をしている生徒、パワーポイントのタイミングをリハーサルする生徒もいます。
先生も、「あえてこちらからは何も指示していないんですが、生徒たち自ら練習したり、リハーサルをしています。とても素晴らしいですね」と嬉しそうです。
発表がはじまりました。
「緊張するなあ」と言いながら、スクリーンの前に一人ずつ立って発表。
今年もテーマはバラエティ豊かです。
チョコレートが好きで、「これがあるから元気でいられるし、体にもいい」と、調べた健康面も含めて論文を書いた生徒。
漫画の『ワンピース』が好きで、「主人公たちは時にかっこ悪いけど、仲間を大事にするところが好きです」と丁寧に思いを伝えた生徒。
「1年3組」が好きで、「元気がない時も、クラスのみんなに会うといつの間にか元気になっている」と照れくさそうにクラスメイト全員に感謝を伝える生徒。
「滋賀県は琵琶湖だけじゃない、都会と田舎がいい具合に融合している」と、滋賀県の魅力を書き上げた生徒は、クラスメイトから、「滋賀県観光大使になったらいいよ!」と声をかけられていました。
テニスの魅力を論文にした生徒は、「両親の影響ではじめたテニス。毎日練習している。テニスはトーナメントなのでほとんどの人が敗者になるけれど、それが次への原動力になり成長のチャンスになる」と伝えていました。
「西尾維新」という作家、「テニスの王子様のミュージカル」、「相棒」という刑事ドラマ、「アイスクリーム」「バレンタインデー」「エグザイル」「チップとデール」「カレーとプリン」などの魅力を、それぞれに熱く語る生徒たち。
ただ好きだということではなく、なぜ魅力的なのかを客観的に整理し、初めて知る人にもわかりやすく論理的に書いていました。
また、具体的なエピソードも豊富な説得力ある論文に仕上がっていたので、発表を聞く生徒もとても興味深く聞き入っていて、「あらためてクラスメイトの個性がわかった!」と発表後も盛り上がっていました。
みんなの力があふれた、とても楽しい論文発表会でした。
REPORTED by TWICE PLAN