この日、2年生、3年生全員が視聴覚教室に集まりました。
異学年で同じ授業をするのは初めてのこと。
最初の授業の今日と、作品発表会を合同で行うことになりました。
初めに先生が、「今日から一年間チームを組んで3つの課題に取り組みます」と説明。
ワークブックが配られると、みんな楽しそうにページをめくりながら、隣同士で早くも盛り上がっています。
「好きな人同士2~3名でチームを組んでください」と先生から声がかかると、それぞれに机を移動し、お互いに目配せをしたり声を掛け合ったりして、あっという間に20チームができあがりました。
続いて、チームごとに、チーム名、リーダー、サブリーダーを決めます。
仲のいいチーム同士で関連したチーム名にしようと、“ちぇりーぱい”、“あっぷるぱい”と名付けるチーム、お互いの共通点は何だろうと好きなものを言い合って、「仲はいいけど、意外とお互いの好きなものが違うもんやなあ」と新たな仲間の一面を見つけるチーム、メンバーの口癖をもとに考えるチームなど様々。
決定後は、各チームから、メンバー紹介、チーム名とその由来、さらにチームを表す漢字一文字を発表しました。
2年生と3年生の初めての合同授業でしたが、それぞれの発表にしっかり反応して、みんなで場を盛り上げていました。
発表のあとは、ロールモデルの名前が書かれた資料が配られ、人物選び。
「知らない人の名前がたくさんあるかもしれないけれど、直感で選んでみてください」「なるべくならみんなが同じ人物にならないようにできたらいいかな」と、先生が生徒たちに伝えます。
生徒たちはそれを聞いて、ほかのチームと重ならないように主人公を選んでいきました。
プリセツカヤという名前が面白いからという理由や、何となく和で日本人にしてみた、いちばん得体の知れない人を選んでみたというチームなど、選んだ理由もさまざまでした。
全チームが人物を選び終わって、初めての授業は終了。
次回の授業では、人物を調べていよいよ予告編をつくりはじめます。
担当の先生方は、「生徒たちがこんなにもスムーズに自発的に動いていることが嬉しい」「みんな楽しそうにしているのでこちらも楽しくなりました」と、それぞれにおっしゃっていました。
REPORTED by TWICE PLAN