今回も2年生と3年生、それぞれに予告編づくりです。
どのチームも、選んだ人物を手分けして調べながら予告編をつくっていきます。
映画の予告編を見てイメージを膨らませるチーム、人物の写真選びからはじめるチーム、名言を集めるチーム、手を動かす前に話し合うチームなど、やり方はさまざまです。
先生がパワーポイントのアニメーションを少し教えると、「これ面白い!」と自分たちでいろいろと試しながら、いつの間にか使いこなしています。
ココ・シャネルというタイトルの書体にとことんこだわるチーム。
アウンサン・スーチーを選んだチームは、調べていくうちに戦争の悲惨さを実感して、「平和な日本に生まれてよかった。戦争で体が不自由になった人もいる。私は五体満足でこうやって足を踏みしめていることに感謝やなあ」と話し合っていました。
そして、「この人はどうしても暗いエピソードが多くなるから、なるべく明るいエピソードを取り上げて、色使いも明るくしていこう」というアイディアも自然に生まれていました。
長谷川町子を選んだチームは、終わり方をどうしようかと話し合い、「予告編だから“本編へ続く”でもいいんやんなあ」「そうだ!サザエさんの番組の最後をパロディにして終わらせるのはどう?」と盛り上がっていました。
森光子のチームは、写真を切り抜いて、有名なでんぐり返しや舞台で踊る様子をアニメーションで表現し、先生や周りの生徒たちに、「見て見て!」とさっそく披露。
とても面白い動きになっていて、周りで見ていたみんなも「すごい!」と絶賛していました。
ココ・シャネルのチームは、近くの席のレイチェル・カーソンチームの予告編を見て、「すごいかっこいい!私らも負けてられへん!」とチーム同士で自然に切磋琢磨しながら作品を高め合っていました。
放課後に残りたいと申し出るチームもあって、先生は、「今日もすごかった。生徒たちはみんなもともと素晴らしい力を持っているんですよね」と嬉しそうです。
「しかもちょっとアドバイスするだけで、自分たちでどんどんアイディアを拡げていく。これは面白いです」と生徒たちの集中力と創造力に驚いていました。
来週には、2年生と3年生合同で予告編の発表会が行われます。
REPORTED by TWICE PLAN