学校フリーペーパー制作
2010.11.11

『企業インターンワーク』の取り組みが終わり、みんな次は何をするのかと興味津々の様子です。

先生から新しいワークブックが配られます。
生徒たちは、「また新しいワークブックだ!」「今度はコミュニティ?」と聞いてきたり、じっくりと読みはじめる生徒がいたりと、教室はさっそく学びの態勢万端に。
先生から、「これまでのふたつワークを通じて、みなさんはとても成長したと思います。今度のワークでは、学校のフリーペーパーをつくってもらいます」と伝えます。

「今回大きく違うのは、これまではチームでひとつの課題に取り組んできましたが、今度はクラス全員でひとつのものをつくります」と先生。
そして、「フリーペーパーって知ってる?」と生徒たちに尋ねると、「知ってる!無料で配るやつやろう」「街であるやつや!」とすぐさま返事が返ってきます。
何人かは、見本として用意した数種類のフリーペーパーをさっそく読み込んでいます。
続けて先生が、「しかもみんながつくるのは学校内ではなく、街で配るものです。近所のカフェやいろんなところに置いてもらう本格的なものです」と伝えると、生徒たちは、「うわ、本格的やなあ!大変やけど楽しそう」「自分のことを書いて街中のみんなに知ってもらおう。そしていい出会いをしたい!」など大いに盛り上がります。

「今度はチームはどうするの?」という生徒からの質問に、「クラスでひとつのものをつくりますが、もちろんチームはつくります」と、編集チーム、広告チーム、営業チームがあることが伝えられます。

トゥワイス・プランの西崎から、フリーペーパーの広告について説明し、編集チーム、広告チーム、営業チームが何をするのかを伝えます。
編集チームは、記事を考えて取材し、記事をつくるチームで、その中から全体をまとめる編集長が選ばれること、広告チームは、フリーペーパーに掲載する広告をつくり、営業チームと連携すること、そして営業チームは広告を掲載するクライアントを見つけて、交渉したり、置いてもらうところを探してきたりする役割であることを説明しました。
「営業に行きたいけど、できるかなあ」と悩んでいたり、「人と話すのが多いのはどこ?」と聞いて、「どこのチームも人と話していかなあかんということやな。じゃあ自分は編集向きやから」と編集チームにしたりと、みんなで相談しながら、どこのチームにするかを決めていきました。

最終的に、営業を率先してやりたいという生徒が6人、広告には10人が手を上げました。それ以外の24名は編集チームになりました。

編集長は立候補で決定!
それをみんなも了承し、ひとりでは大変かもしれないということで、もうひとりが編集長補佐となり、2人体制でまとめていくことになりました。

それぞれチームを結成し、チーム名や意気込みをワークブックに書き込みます。
広告チームは人数が多いので、自分たちでくじ引きをして2チームに分けるなど、「この授業楽しそう!」「自分たちで率先して楽しもう!」という活気がみなぎっていました。
授業の最後には、編集長、営業、広告各チームの代表がみんなの前で挨拶。
編集長から、「みんなをまとめるのは難しいかもしれないけど、いいものをつくれるよう力を合わせましょう」と伝えられました。

次回はフリーペーパーのネーミングです。
それぞれに案を持ち寄ってブレストをします。