企業インターン体験
2010.9.9

いつものパソコンルームの机に、先週校外で取ったアンケートの束が並べられています。
まずは1時間目を使ってチームごとにアンケートをまとめ、発表の役割を決めます。

「アンケートをまとめて、各自発表の準備をしてください。そしてチームのサイトに集計結果をまとめてください」という先生の声で、みんな集計に取りかかります。
あっという間に1時間が過ぎ、発表の時間になりました。

生徒たちは先日のスカイプ面談やビデオ撮影の時よりもリラックスした様子でしたが、パソコンの前に立つとやはり緊張感があります。
日清食品の6チームは、スカイプでのプレゼンテーション。
前のチームの発表を見て、「チームとしての感想を入れた方がいい」「アンケートを取った人数をちゃんと言おう」など、自分たちの発表の順番を待ちながら、少しでもいい発表にしようと集中していました。

大塚製薬のチームは、ビデオレターでの報告。
カメラを前に、メンバーで最終打ち合わせをし、緊張した面持ちで撮影に臨みます。

企業との面談を終えたほとんどのチームが、自分たちが思うようには伝えきれなかったと言っていました。
「これだけの内容では人には伝わらないんだ」「相手に合わせて発表せなあかんな」といった実感のこもった感想が多く、まずは発表してみるという今回の体験から、今の自分たちの実力と課題が見えたようです。
それと同時に、「外の人と話すのが嬉しい。本格指令の発表も楽しみ!」という声も聞かれました。
先生は、「生徒たちの土壇場力はすごい。でももうちょっと時間をかけて準備してもよかったかもしれない」と、思いをめぐらせながらみんなを見守っていました。