今回は、「指令1」に対する答えを発表するミニ・プレゼンです。
ほとんどのチームが、放課後に残って報告書をつくっていたとのことです。
教室に来てすぐに、「報告書を修正したい」「やっぱり最後のまとめを書き直したい」とブラッシュアップをはじめていました。
スカイプやビデオ撮りのため、各チームで自主リハーサルをして、「この言い方で間違えてない?失礼にならないかな?」とみんなで確認していました。
スカイプでプレゼンする時間になり、最初の読売新聞「berry」チームが準備。「緊張してきた!」とドキドキしながら東京の読売新聞本社につながるのを待ちます。
いよいよ読売新聞の山本さんへのプレゼンスタートです。
報告書を画面共有しながら、150人ほどのアンケート結果を報告。「地域柄、京都新聞が多かったです。それでも次に読売新聞が多く、やはり面談でおっしゃっていたように日本一のメディアなんだなと思いました」と伝えていました。
山本さんも、「京都では京都新聞が強く、我々の集計でも同じ結果です。とてもよくまとめられていましたね」と称賛。
大塚製薬チーム「COMIC」は、ビデオの撮影です。
オロナミンCのキャッチフレーズ“元気ハツラツ”という文字を入れたり、商品写真を入れて見やすく工夫した報告書をもとにプレゼンしました。
「オロナミンCのビンが小さすぎるんじゃないかと気になっていましたが、調べたらちゃんとした理由があってこの大きさになっているのがよくわかりました」と報告。
みずほの「HYM.com」チームは、アンケートを取るためには自分たちが銀行のことを知らないといけないと思い、銀行についていろいろ勉強したとのこと。
アンケートの結果、「1つの銀行だけでなく、2~4つの銀行を利用している人もいること、また、銀行を一切使っていない人もいることがわかりました」と報告し、今回の調査で銀行に対して親近感が湧いたと伝えていました。
ファミリーマートの2チームはスカイプで直接プレゼン。
最初のチームは「Happy girls」チーム。「アンケート結果で、一番人気のコンビニはファミリーマートでした!」と報告。10代にとても人気があり、「近くにあるコンビニということが人気の秘密でした」と伝えていました。さらに、「スプーンを使わないデザートがあればもっと人気が出るのでは」と、改善点も伝えました。
ファミリーマートの玉川さんも、「私たちのリサーチでも10代に人気がありました。さらに50代にも利用してもらえるようにしたいと思っています。改善点もとても参考になりました」とにこやかに答え、生徒たちも喜んでいました。
2チーム目は「TWR」チーム。
調査結果はまとめましたが、どのように伝えるかはアドリブで挑みます。アドリブとはいえスムーズに、「コンビニ利用について、ほとんど毎日使う人が多いという調査結果になりました。現代人にはコンビニは欠かせないものであり、重要な場所であるのだとわかりました」と伝えました。
玉川さんからの、「よりよいコンビニを目指して日々試行錯誤しています。とてもよくまとめられていて、素晴らしいと思いました」というコメントにみんな嬉しそうでした。
スカイプを終えた2チームは、「緊張した!思っていたことの半分も伝えられなかった。今後はもっと準備したいです」と次のプレゼンへの意欲をのぞかせていました。
プレゼン終了後、各企業から次の課題である「指令2」が配られ、リーダーが読みあげます。
「すごい、面白そう!」「ネーミング考えなきゃ!」「ちょうど気になって調べていたから嬉しい!」「難しそう!できるかなあ!」などとそれぞれに反応しながら、自然に話し合いがはじまっていました。
ウェブサイトで読売新聞をさらに研究する「berry」チーム、セブンイレブンやローソンを調べている「TWR」チーム。
企業の人たちと交流して受け取った“本気の課題”の解決に向かって、さっそく動き出していました。
REPORTED by TWICE PLAN