総合華頂探究とは、「見つけ・調べ・まとめる」ことに加え「発表し、討議し、成果を得る」までを授業で取り組むことで、実社会で役立つ力を身につける総合的な学習の時間です。
2021年度の授業風景
華道1
1年生の総合華頂探究で、華道を実施しました。
1回目は「花に慣れる」という意味もあり、カジュアルにマグカップにお花を生ける生け方を学びました。
華道2
1年の「総合華頂探究」で、華道の第2回目のお稽古が行われました。
都未生流の副家元・大津智永先生からご指導を頂いて、花器を用いて本格的な生け方を学びました。
剣山を初めて見る生徒も多く、バランス良く生けるのは少々難しかったようです。
華道3〜6
先生方の丁寧なご指導のおかげで、3回目、4回目と回を重ねるごとに少しずつ慣れていき、それぞれの個性が見られるようになりました。5月から6月の計6回、毎週違ったお花に触れることができ、楽しい時間を過ごすことができました。
DWAT講習
京都府災害派遣福祉チーム(京都DWAT)にお越しいただき、災害時の避難所でのボランティア活動についてお話いただきました。避難所の種類や避難所の様子、その運営について、実際の避難所のスライドを見ながら体験を交えてお話しいただきました。
段ボールベッドの組み立て方など実演していただき、具体的に学ぶことができました。
医薬品講習
学校薬剤師の中嶋佳代子さんよりお話しいただきました。お医者さんから処方されるお薬や、ドラッグストアで購入するお薬を取り扱う上での注意点と併せて、違法薬物や危険ドラッグについても学びました。
また、「知ってためになるカフェインの話」など、生活の中で役立つお話ばかりでした。
京都府警察による講演
9月29日と10月6日に京都府警察の方に来ていただきました。
9月29日は「性犯罪情報と被害者支援」というテーマでストーカー被害や盗撮など高校生が遭遇するかもしれない被害について分かりやすくお話ししていただきました。
また、被害にあった場合どこに相談すればよいかも教えていただきました。
10月6日は「SNSに潜む危険」についてゲームなども交えて教えていただきました。
高校生にとって身近な存在のSNSですが、個人や住所などを特定されたり、一度ネット上にあがったものは消すことができないというお話をどの生徒も真剣に聞き入っていました。
認知症あんしんサポーター養成講座
2週連続で、「認知症あんしんサポーター養成講座」がおこなわれました。
1回目は、NPO法人認知症予防ネットの中村都子先生から、認知症とはどのようなものか、認知症の方に接するときの心構えなどを具体的にご指導いただきました。また、認知症予防方法の手遊びやパズルゲームも教えていただき、楽しく学ぶことができました。2回目は、学校からほど近い京都市粟田地域包括支援センターと、東山区社会福祉協議会からお越しいただき、パワーポイントや動画を通じてわかりやすく認知症について教えていただきました。
2回の講座を通じて、認知症になってもその人の豊かな心や人生の歴史は変わらないこと、相手を尊重することを学び、家族など大切な人たちのことに思いを広げることもできたようです。
礼法
2回にわたって大西典子先生を講師に招き、「礼法」を学びました。1回目は、挨拶をすることの大切さ、礼の仕方などを学びました。
2回目は、よその家を訪問するときのマナーや、箸の持ち方や扱い方を実際箸を使って練習しました。
どれも、相手や周りの人を尊重する気持ちから出てくるもので、これから社会生活をしていく上で大切な気持ちの持ち方や、実際役立つことを教えていただきました。