企業インターンの取り組みも終盤を迎え、各チームはプレゼンの組み立てに入っています。
2年生は、企業からの課題に対して、あらためてアンケートを取ることになり、さっそく校内アンケートを実施。
先生も驚くほどの行動力で、自発的に進めていきます。
3年生も、チームワークよく進行。すでにアイディアが固まっているチームもあれば、まだ迷っているチームもあります。
先生は、「彼女たちならではのペースで進んでいます」と、しっかりと見守っていらっしゃいました。
読売新聞チームは、読売新聞の佐藤さんから届いた、前回の課題への返答のビデオレターを見ています。みんな、佐藤さんのことばのひとつひとつに、「そうなのか!」と真剣に耳を傾けていました。
その後は、チームそれぞれのペースで組み立てを続行。
3年生の大塚製薬「MUSIxxx」チームは、“ソイリューション”についてよく調べていて、SOYSH(ソイッシュ)を自分たちでも飲んでみたとのこと。
チームらしい新商品を考えようということで、「楽しく、そして何より美味しくないといけないと思った」と大豆を使ったレシピについての議論の末、「これ一度家でつくってみようか。今度みんなで泊まってつくろう!」と相談していました。
みずほフィナンシャルグループの「凛悟屋」チームは、楽しい授業って何だろうかと話し合っています。
「インフレとかデフレとか意味がわからない。大人たちは難しいことばを簡単なことばに変えて使ってほしい」と意見を交わしていました。
「でぃずにぃー」チームは、「アニメのキャラクターに、銀行のことを楽しく語ってもらうようにしよう」と、楽しげにプレゼンを組み立てていきます。
ファミリーマートの「チームB」は、ファミマカラーのデスクトップ壁紙を作成。“子供が対象のコンビニエンスストア”というアイディアを思いついていました。
「YYY」チームは、“女性だけのコンビニエンスストア”というコンセプトで進めていて、両チームとも着眼点が光っていました。
読売新聞の「個別☆分離」チームは、自分たちの好きなアニメでCMを表現しようとしていました。「自分たちは好きだけれど、それを他の人にどう伝えようか?」と熱心に話し合っていました。
2時間目、2年生は図書室に移動して、引き続き話し合いを進めます。
『マンガ日本経済入門』を図書室から借りてきてみんなで一緒に読んでいるのは、みずほの「souulmusic」チーム。
「絵柄が古くて読めない」「漫画といっても難しいことばでわかりにくい」と感想を共有した後、インターネットで銀行を舞台にしたコントを発見して、「これ面白い!こういうのなら楽しく学べそう」とアイディアを思いつき、盛り上がっていました。
「Y-N-M」チームは、野菜やフルーツを使ったものやシリアルが大塚製薬の商品に少ないと知り、それを踏まえた新商品を開発しようと奮闘。本で調べたり、インターネットで他の食品メーカーをリサーチしながらアイディアを模索していました。
ファミリーマートの「白×黒P」チームは、京都らしさを強化する“プレミアムコンビニ”を考え、サラダバーなどのアイディアを出し合ってブレスト。
今日は2時間、チームごとにそれぞれのペースで模索しながら作業を進めました。さらに1時間使って組み立てをして、次週はリハーサルです。
生徒たちの様子を見ていた先生は、「企業の人でも大学生でも難しい課題を与えられている。難しくて当然ですよね。彼女たちなりに意見を出して、それを人に伝えるためにまとめるだけでもたいへん素晴らしいことですね」とおっしゃっていました。
これからの追い上げで、どんな提案に仕上げていくのかとても楽しみです。
REPORTED by TWICE PLAN