企業インターン体験
2011.8.31

2学期のはじめの授業。

みんなに「久しぶり!」と声をかけられ、海に行ったことなどそれぞれ夏休みの話を聞かせてもらいました。みんな充実した夏休みを過ごしていたようです。

今日は、みずほフィナンシャルグループとファミリーマートのチームが、企業の人とはじめて交流する“グループ面談”を行いました。

東京とスカイプをするため、多目的教室に集合。

企業への質問、チームの意気込みや、どのように発表するか最後の確認をしています。ワークブックにはびっしりと意気込みなどが書き込まれていました。

「個人的な質問もしていいのかなあ?」とチームで相談したり、5分以内に終わるように時間を計りながら練習しているチームもありました。
準備が終わり、さっそくみずほチームからグループ面談の開始です。

準備までは元気よくしていましたが、いざ面談になると緊張してかしこまっている生徒たち。
みずほフィナンシャルグループの石川さんの顔がスクリーンに映ると、生徒たちから「イケメンやわ。さわやかな人や!」と声が飛び交います。けれども、用意していた意気込みを伝えるのを忘れて、チーム名を紹介してすぐに質問をしたりと、とても緊張していました。
石川さんは、「業務内容は何ですか?」といったものから個人的な質問まで、ていねいにしっかりと答えていきます。

ほかのチームのやり取りを見て、質問がうまく伝わらないことがあるのに気づいたチームは、「もっとわかりやすく伝えるためにはどうすればいいのか?」とその場で考えて修正し、工夫して質問をしていました。

中には、「マスタートラストについてなんですが」というマニアックな質問も出て、石川さんも、「どこでそんな難しいことばを知ったんですか?」という場面もあって、どのチームもインターン先の企業について詳しく調べたことがうかがえました。
石川さんが笑うと、生徒たちも緊張が解けて笑顔になり、最後は互いに手を振り合って終了しました。
次はファミリーマートの面談です。

担当の粥川さんと玉川さんが、とてもわかりやすく質問に答え、みんなそれを必死にメモします。質問する人、答えをノートに書き留める人、と自然に役割分担をしていました。

面談が終わった後、「2人とも優しそうな人やったなあ」と生徒たち。やり取りを思い出して、「やっぱりファミチキは人気なんやなあ」と盛りがっていました。

「思った以上に緊張した!結構テンパって真っ白になった」という声が多くの生徒から聞かれました。
「話してみてすごく楽しかった」「でも思ってた以上に伝えたいことって伝わらないんだなぁ」など、それぞれの感想を口にしながらも、やり終えて満足そうな表情でした。

先生方も、「生徒たちが企業の方の前でかしこまっている姿がとても微笑ましかった。やっぱりみんな緊張するんですね。企業の人と直接話すなんてはじめての体験。ちゃんと真面目に準備して臨んでいたからこそ力が入って緊張したのかもしれないですね。今後、面白い企画が出てくるのではと期待しています」「企業の方たちが生徒たちの突飛な質問にしっかりと答えてくれて、本当にすごいなと思いました」と嬉しそうでした。

次回は、読売新聞と大塚製薬のチームが自己紹介と質問を撮影。
そして企業からの最初の課題、「指令1」が各チームに渡されます。