高3クリエイティブコース選択「京の伝統工芸」で野染めを行いました。
京都在住の染色家・斉藤洋先生が世界中で実践している染布のコミュニケーション活動が野染めです。
幅1m長さ18mの布の両端をガリで挟み、中庭に張りました。

伸子打ちも自分らで行い、一人ひとりが違う色の染料の入ったバケツを持ち
刷毛で自由自在に色を付けました。
からだを思いっきり動かしながら、色と色が混じりあうことを楽しみながら
刷毛染めを楽しみました。

染料は塗り重ねると前の色を消して新たな色を作っているように見えますが
しばらくして乾いてくると塗り重ねた色のそれぞれが浮き上がってくる不思議な性質があります。
布を大きく持ち上げて陽にかざすと鮮やかな色がまた違って輝いてとてもきれいです。
2学期は布を通じて命を学びながら、自分らが野染めで染めた布を用いて
卒業作品を製作します。「てびらこつぎっこ」への参加も予定しています。
「てびらこつぎっこ」とは斉藤先生が活動しておられる被災地支援活動です。
風の布・パピヨン
http://blog.canpan.info/shamurie/